【3日目】
ワーク(練習)の方は、飛び道具的練習も始まり、そろそろ架橋に入ってきたと言うところでしょうか。
今日から、海外の参加者ともペアになって(こーいちろーさん的に言うと"グローバルにナンパし合って")練習が始まりました。
言葉が通じなくても、目と空気で出来る会話・・・。
会話が成り立たない分、見えるものもあるね!むしろごまかしが効かない。
午前中は、目の前の大きな公園で一人でやれる練習をやっている人が多かったのですが、
メルボルンの美しい公園にじっと立ち尽くし、内に入る、何十人ものアバターたち(^^);
異様な光景でした。
掃除のおじさんに「何でみんな立ってるの?」と聞かれてしまいました。
英語で説明できないので「サイコセラピーみたいなのを学んでいるグループだ」と
いい加減な説明をしてうやむやに。
「自信をつけたいのか?キミは"アジア人だ"とかネガティブなことを言われたら
気持ちが落ち込むのかい?」などといわれ、アジア人であることはネガティブである、
という、おじさんの信念を味わい愛でたのでした。
それにしても、アバターに対する信頼と興味がぐんと沸いたきっかけは
「マスターの人たちの異様な落ち着きぶり」だと以前も書きましたが、
トレーニングが始まってみると、本当にその精神性の深さに心打たれます。
ちょっと、びっくりしました。そういうレベルです。心底、しびれます。
マスターは9日にして成らず。
みんなたゆまぬ努力をして、クリアな心、静かなマインド、深い愛を保っているのだなあ。
こういう質の感動は、エサレンティーチャーに会って以来かもしれない。
世界にも十数人しかいないというトレーナーという方たちのうちの一人が日本人なのですが、うはあ、おられますね、すごい方が・・・と感嘆するほどのすばらしい人格なのです。
そのトレーナーさんのたたずまい、何気ないアドバイスの全てから、
自分のアイデンティティーを超えて、相手を自然に心から尊重し、すべてを味わい
愛でる心があふれ出ていて、本当に感動する。
何かを教え込もうとするのでもなく、アドバイスさえしようとせず、でもそのことに
よって、私たちの内にあるものに自分たちが光を当てて、そこが源であることを
思い出させようとしてくれる、力強く、根気良く、愛情深いサポートを感じる。
近くで誰かの質問に答えていると、つい耳をそばだてずにいられない(^^);
疲れているのか、うまく文章が出てこない。
今日は頭で理解できることより、心で感じて変わっていく事が多かった。
世界の景色の見え方が全く変わった瞬間があったんだけど、説明は無理そうだ。
読み返しても意味が全然わかんないね。
【4日目】
発見。
私は、ワークが核心に迫ってくると鼻水が出る!
今日はほぼ一日中、飛び道具的練習。
別に飛びませんけど、内面のあぶりだされ方が激しいのだ。
アバターのコースでも、いやというほどやったんだけど、やればやっただけ
玉ねぎをむくように、次の層が出てくる。
今日はか~な~り~、恐ろしい核心に迫られ、鼻かみっぱなし。
ペアになった相手との力関係を図って、相手の力量を探ろうとしている私!
きゃー、あたしってば~!ばかばか。もぅ、こんなことは止めよう。
鼻をかみながら大笑いして、椅子から落ちそうになった。コンシーラーが全部落ちた。
同室のMちゃんとヌテラにはまり、毎食食べていたら、なんとニキビが出来てきた。
高校生か。
反省して、セロリを一株買ってきて塩もみし、モリモリ食べた。
ところでオーストラリアは、いつの間にこんなに物価が高くなったのだろうか。
最近アジアばかり行っていたので、日本の感覚で言えば海外での食費はほとんどただ、
位に思っていたので驚いた。
ここから先、体力勝負の予感なので、ちょっと食生活に気をつけよう。
でも、毎日部屋でサンドイッチ作ってみんなで食べるのも、バックパッカーみたいで
楽しい。
それにしても、アバターのプログラムは本当にうまく出来ているよ。
恐ろしいほどだ。
開発者のハリー・パルマーという人は、心理学系の研究も相当していたようだが
よほどの天才か、さもなくばチャネラーではなかろうか。
この場でも相当変容するが、これから一生このツール(ワーク・練習)を使って
いけるのかと思うと、うれしい限りだ。勇気百倍。
こういうとき、試練のように苦手な状況に出会う。
だが、まるでロルフィングの後にヨガをやって、効果を実感し感動するように、
アバターの効きっぷりとその実用性を確かめることが出来て、むしろありがたい。
この間フロリダ帰りの新米マスターさんと食事をしたときも、隣の席の人がタバコを
吸っていて思わず表情を曇らせた私に、
「はい、じゃあその、タバコへの嫌悪感に対してワークしてみましょう(^^);」と
言われてしまった。何て実用的。
こっちが嫌悪感を消す前に、向こうの人がタバコを消してしまったので試せませんでしたが。
今日、ちょっとしたことでトレーナーさんに質問に行ったら
「Kazuhaさんって、結構rationalというか合理的ですか?」
と、しまいこんでいたつもりで根深く張り付いていたアイデンティティーを一瞬で
見破られ、大層驚いた。
あと、私がこげパンになった辺りの説明に(ん?大丈夫かなコレ書いて)、まるで私かと
思う例が出てきた。私以外ありえないと思うほど、詳細に私のパターンを追っていた。
読めば読むほどいやになる位、延々2ページにわたって"私"の説明がされているのだ。
私の様子を知っていた他のアバターたちは、例外なく「テキストにKazuhaちゃん出てくるね!」とうれしそうに報告してくれる。うれしがるな、っつうの。
支離滅裂だが、とりあえずアップ。
コメントのお返事とかは、帰ってからしますね。ありがとう。